IPv4†
IPv4 とは†
IPv4 のIPアドレス†
- IPアドレスのサイズは、4バイト(32bit)
- 8bit × 4 = 32bit
- 2^32(42億9496万7296)個の固有アドレスを識別できる。
アドレスの種類†
- (ローカル)ループバックアドレス
- 自身のアドレス。127.0.0.1 (localhost)が一般的に使われる。
- 127.0.0.0/8
- (127.0.0.0 〜 127.255.255.254)
- プライベートアドレス ※クラスA:ネットワーク部(8bit:0~)、ホスト部(24bit)
- 10.0.0.0/8
- (10.0.0.0 〜 10.255.255.255)
- サブネットマスク(255.0.0.0 〜 255.255.255.255)
- プライベートアドレス ※クラスB:ネットワーク部(16bit:10~)、ホスト部(16bit)
- 172.16.0.0/12
- (172.16.0.0 〜 172.31.255.255)
- サブネットマスク(255.255.0.0 〜 255.255.255.255)
- プライベートアドレス ※クラスC:ネットワーク部(24bit:110~)、ホスト部(8bit)
- 192.168.0.0/16
- (192.168.0.0 〜 192.168.255.255)
- サブネットマスク(255.255.255.0 〜 255.255.255.255)
- リンクローカルアドレス
- 同一リンク上でのみ有効なアドレス(DHCPサーバからIPアドレスを割り当てられなかった場合に自動的に設定する)
- 169.254.0.0/16
- (169.254.0.0 〜 169.254.255.255)
- テストネットワーク用アドレス
- テストや例示で使うためのアドレス
- 192.0.2.0/24
- (192.0.2.0 〜 192.0.2.255)
- 198.51.100.0/24
- (198.51.100.0 〜 198.51.100.255)
- 203.0.113.0/24
- (203.0.113.0 〜 203.0.113.255)
- マルチキャストアドレス ※クラスD:ネットワーク部(4bit:1110~)、ホスト部(28bit)
- ホストの全体を指すアドレス
- 224.0.0.0/4
- (224.0.0.0 〜 239.255.255.255)
- 実験用アドレス ※クラスE:ネットワーク部(4bit:1111~)、ホスト部(28bit)
- 240.0.0.0/4
- (240.0.0.0~255.255.255.255)
IPv4 のヘッダ構成†
- 1〜32bit
- バージョン(4)
- ヘッダ長(4)
- サービスタイプ(8)
- 全長(16)
- 33〜64bit
- 識別子(16)
- フラグ(3)
- フラグメントオフセット(13)
- 65〜96bit
- パケット生存時間(TTL)(8)
- プロトコル番号(8)
- チェックサム(16)
プロトコル番号†
IPv4 について†
- ネットワーク機器の負担
- ヘッダーが可変長であることが、ネットワーク機器に負担がかかることとなり、パフォーマンスを低下させる要因となっている。
IPv4の脆弱性†
関連サイト†
関連用語†