dig†
- domain information groper
- DNSサーバの情報を取得する(調べる)
インストール(RHEL, CentOS)†
- yum -y install bind-utils
インストール(Debian)†
dig <option> @<dns-server> <domain-name> <query-type> <class>†
- option
- +[no]recurse
- +[no]rec
- "no"なし→名前解決要求:有効(問い合わせ先のサーバ:フルサービスリゾルバ)※デフォルト
- "no"あり→名前解決要求:無効(問い合わせ先のサーバ:権威サーバ)
- +[no]edns
- "no"なし→EDNS0:有効 ※デフォルト
- "no"あり→EDNS0:無効
- +[no]dnssec
- "no"なし→DNSSEC のOKビット(DO):あり
- "no"あり→DNSSEC のOKビット(DO):なし ※デフォルト
- +[no]tcp
- "no"なし→TCPで問い合わせ
- "no"あり→UDPで問い合わせ ※デフォルト
- +[no]trace
- "no"なし→ルートサーバから権威サーバに非再起的問い合わせを行う
- -x
- 指定したIPアドレスの逆引き用ドメイン名の問い合わせ
- +[no]muotiline
- +[no]multi
- "no"なし→問い合わせ結果の複数行表示
- "no"あり→問い合わせ結果の単一行表示
- dns-server
- 問い合わせ先のサーバ(権威サーバ、フルサービスリゾルバ)のホスト名/IPアドレス
- 省略した場合、問い合わせ先はシステムに設定されているフルサービスリゾルバになる
- query-type
- A -ネットワークアドレス(IPv4) ※デフォルト(省略した場合)
- AAAA -ネットワークアドレス(IPv6)
- NS -ネームサーバ
- MX -メールサーバの情報
- SOA -SOA情報
- ANY -全ての情報
- class
- IN -インターネット ※デフォルト(省略した場合)
使用例†
- ドメインのIPアドレスを調べる
- dig <domain-name> +short
- dig <domain-name> a +short
- ドメインのメールサーバを調べる(送信したメールを受信するメールサーバ)
- dig <domain-name> mx +short
- 実行結果:プリファレンス値とメールサーバのホスト名が出力される
- プリファレンス値とは、メールサーバが複数ある場合の優先度
- ドメインのネームサーバを調べる
- dig <domain-name> ns +short
- ドメインのSPFレコードを調べる
- dig <domain-name> txt +short
- IPアドレスのPTRレコードを調べる
- dig -x <ip-address> +short
digサービス†
- nslookup(dig)テスト【DNSサーバ接続確認】(CMAN)
関連用語†