生体認証

2021-12-18 (土) 09:04:24

生体認証とは

名称

  • バイオメトリック認証

概要

  • 生体情報(バイオメトリクス)による認証
  • 生物が持つ特徴を認証器を使って識別する認証の方法。
  • パスワード認証のように記憶する必要がない。
  • 他人に貸すことができない。
  • 記憶する必要がない。
  • 方法により偽造のリスクがあるため、他の認証要素と併用して利用すべき。
  • 時間の経過により身体の状況が変わり、利用できなくなる可能性がある。
  • 全ての人に利用できるとは限らないため、代替手段を用意する必要がある。
  • セキュアより利便性。補助的に使うべき。

生体認証の種類

身体的特徴:偽造の難易度(低)

    • 顔の目や鼻の位置
    • 声紋

身体的特徴:偽造の難易度(中)

    • 手形
    • 掌形
    • 掌紋
    • 耳介

身体的特徴:偽造の難易度(高)

    • 指紋
    • 指静脈
    • 手のひら静脈
    • 虹彩
    • 網膜
    • 顔の赤外画像
    • 耳音響

行動的特徴

  • 動的署名
  • キーストローク

生体認証の特徴

性質

  • 普遍性
    • 誰でも持っている特徴
  • 唯一性
    • 本人以外と同じにならない特徴
  • 永続性
    • 時間の経過とともに変化しない特徴
    • 特に経年変化しないと言われているもの:虹彩、網膜、指静脈、手のひら静脈

精度の評価

  • 評価項目
    • 収集性
      • センサーなどで読み取り可能
    • 精度
      • 誤認識が起きづらい
    • 受容性
      • 心理的な抵抗がなく使うことが可能
    • 脅威耐性
      • 生体情報の偽造によるなりすまし等の脅威に対する耐性
  • 本人拒否率と他人受入れ率の組合せで評価される
    • 本人拒否率
      • FRR(False Rejection Rate)
      • 本人が本人ではないと誤認識される確率
    • 他人受入れ率
      • FAR(False Acceptance Rate)
      • 他人が本人であると誤認識される確率

サービス・製品

指紋認証

顔認証

標準化

関連用語