HSTS†
- HTTP Strict Transport Security
- WebサーバからWebブラウザに対して、次回以降はHTTPSでアクセスするように通知する仕組み
- HTTPヘッダ(応答)で通知され、HTTPS接続が求められる有効期限が指定される
- 同一ドメインでの接続がすべてHTTPSになる。
- 中間者攻撃対策
使い方†
HTTPレスポンスヘッダの指定†
問題点†
- 初回の接続がHTTPの場合は、HSTSが有効にならずに通信が盗聴される可能性がある。
HSTS Preloading†
- HSTSプリロード
- HSTS対応しているWebサーバへの初回の接続を強制的にHTTPSにするWebブラウザの機能
- Webブラウザ本体にHSTSで接続するドメインのリストを持つことで最初からHTTPSで接続する。
- HSTSプリロードリストにドメインを登録する必要がある
- hstspreload.org でドメインを申請して登録する
登録条件†
- HTTPリクエストヘッダーのStrict-Transport-Security
- max-age が"31536000"(1年)以上
- includeSubDomains、preload が含まれている
- HTTPからHTTPSへのリダイレクトが設定されている
- 有効なサーバー証明書が設定されている
関連サイト†
関連用語†
Last-modified: 2025-05-18 (日) 11:28:39