ワンタイムパスワード認証 とは†
- 使い捨てパスワード方式
- ワンタイム(毎回異なる)のパスワードを使った認証。
- 盗聴などによりパスワードが漏洩しても、不正アクセスを防ぐ可能性が高い
- 生成するパスワードが推測されないようにする必要がある
- 認証する度にパスワードが発行されるので、ユーザーがパスワードを記憶する必要がない
- 仕組み上、ユーザーが記憶・記録することに意味がない仕組みにする必要がある
- パスワードを発行してから一定期間経つと使うことができなくなるなど
ワンタイムパスワード生成の仕組み†
- 事前にパスワードリストをシステムとユーザとが共有して順番に使う。
- パスワード発生器(トークン)をユーザが保持して、認証の都度パスワードを生成する。
- パスワード生成は、時刻情報や利用者固有の鍵を元に行う。
- パスワード生成は、共通の鍵を元に行う。
- スマートフォンのソフトウェアでハスワード発生器の機能を実装する。
- サーバ側で生成したパスワードを、あらかじめ登録しておいた信頼できる電話番号へのメールやSMS、音声メッセージでユーザに通知する。
ワンタイムパスワードの種類†
TOTP†
- Time-based One Time Password
- RFC6238
- 「TOTP」参照
HOTP†
- HMAC-based One Time Password
- RFC4226
- 「HOTP」参照
ワンタイムパスワードの実現方式†
チャレンジレスポンス方式†
S/Key方式†
トークン(携帯認証装置)†
- 専用のパスワード生成システム(トークン)を使って行う方式
- 時刻同期式
- タイムシンクロナス方式
- サーバとクライアントで時間の同期をとり、日時とPIN(ユーザの個人識別番号)を使ってワンタイムパスワードを生成する。
トークンデバイス†
関連サイト†
関連用語†