#author("2021-11-15T04:17:41+00:00","default:k1rou","k1rou") #author("2021-12-18T09:04:24+09:00","default:k1rou","k1rou") *生体認証とは [#f28997ff] **名称 [#ia2e473a] -バイオメトリック認証 **概要 [#o9aa4d91] -生体情報(バイオメトリクス)による認証 -生物が持つ特徴を[[認証器]]を使って識別する認証の方法。 -[[パスワード認証]]のように記憶する必要がない。 -他人に貸すことができない。 -記憶する必要がない。 -方法により偽造のリスクがあるため、他の認証要素と併用して利用すべき。 -時間の経過により身体の状況が変わり、利用できなくなる可能性がある。 -全ての人に利用できるとは限らないため、代替手段を用意する必要がある。 -セキュアより利便性。補助的に使うべき。 *生体認証の種類 [#rb382248] **身体的特徴:偽造の難易度(低) [#y45eba7a] -顔 --顔の目や鼻の位置 -声 --声紋 **身体的特徴:偽造の難易度(中) [#nfb3b525] -手 --手形 --掌形 --掌紋 -耳 --耳介 **身体的特徴:偽造の難易度(高) [#nfb3b525] -指 --指紋 --指静脈 -手 --手のひら静脈 -目 --虹彩 --網膜 -顔 --顔の赤外画像 -耳 --耳音響 **行動的特徴 [#n0790867] -動的署名 -キーストローク *生体認証の特徴 [#d7666a8e] **性質 [#e90c8e15] -普遍性 --誰でも持っている特徴 -唯一性 --本人以外と同じにならない特徴 -永続性 --時間の経過とともに変化しない特徴 --特に経年変化しないと言われているもの:虹彩、網膜、指静脈、手のひら静脈 **精度の評価 [#i5e57dc9] -評価項目 --収集性 ---センサーなどで読み取り可能 --精度 ---誤認識が起きづらい --受容性 ---心理的な抵抗がなく使うことが可能 --脅威耐性 ---生体情報の偽造によるなりすまし等の脅威に対する耐性 -本人拒否率と他人受入れ率の組合せで評価される --本人拒否率 ---FRR(False Rejection Rate) ---本人が本人ではないと誤認識される確率 --他人受入れ率 ---FAR(False Acceptance Rate) ---他人が本人であると誤認識される確率 *サービス・製品 [#l0a2a581] **指紋認証 [#d591883a] -[[Touch ID]] -Apple **顔認証 [#d1e865af] -[[Windows Hello]] -Microsoft -[[Face ID]] -Apple *標準化 [#zff5fa9a] -ISO/IEC JTC1 SC37 WG1~ https://www.iso.org/committee/313770.html *関連用語 [#l840777a] -[[認証]] -[[認証器]] -[[FIDO]]